DADRG’s blog

親の視点で見た新体操

柔軟のカリスマ たくみ先生

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新体操選手に柔軟は必須である。そんなことは誰でもわかっている。

 

そんな中で嫁が柔軟のカリスマを見つける。
たくみ先生。

https://www.instagram.com/ir_takumi/?hl=ja

もと商社マン。

かなづちのように硬かったが柔軟に目覚め、ものすごく柔らかくなったおじさん。

日本全国をまわり今日も柔軟を指導する。

同じ男として怪しいと思うところだが、嫁が娘に試してみたら本当に効果があったので認めざる負えない。

うちの子が柔軟するうえで、バックルバランス(たくみ先生の本だとビールマン)が本当にできずだいぶ苦戦していたのだが、たくみ先生の本でだいぶできるようになった。

 

この本何がよかったかというと、以下の3つ

  • 無理な柔軟をさせない
  • 理にかなったアプローチ
  • 細かく練習ステップをわける

1つ目の無理な柔軟はさせないという点は、腰をバキッとおるような古いやり方はしないということ。大人になってからヘルニアになるような無理なやり方をしていない。

2つ目のアプローチは「筋膜をはがす」という考え方。本ではトップギアアプローチとかいう怪しい名前になっていて残念だが、基本的に体が硬いのは皮膚・筋膜・筋肉がくっついているからであり、筋膜をはがすことで柔らかくなるという科学的根拠に基づくやりかた。(例えば信用できそうな情報源であるNHKの下記ウェブサイト参照)

https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/138/428044.html

ちなみに筋膜をはがす整体も世の中にたくさんあるので、筋膜はがしが怪しいと思ったら行っているのもありだと思う。一度娘に整体に行かせたが確かに筋膜はがすと柔らかくなる(ただし柔らかくなっても硬い方向へすぐに戻る、これはまた別で書きたい)

3つ目に練習を細かく分けている点だが、I字や前後開脚、ビールマンなど、それぞれやるためにはどういう柔軟が必要かを順番に細かく書いてくれている。

とりわけ娘の場合は本に書いてあった鳩のポーズがかなり効いた。

 

ただし反復的に子供に毎日やらせるということが一番の困難であったことも付け加えておく。。。