DADRG’s blog

親の視点で見た新体操

手具を操りながら踊るということ

娘がフープだのリボンだの演技練習を家でやっているのを見て思うのだが

どーも体の動かし方がテキトーだ。

手の動きとか、麗しくバレエのように流れるように動かすはずが、お化けのうらめしや~的な感じにテキトーな感じで腕が上がってるだけになる。

脚もまた然りで。。。。

これは当然で自分で遊び感覚でやってみるとわかるのだが、種具操作を意識すると他の体をちゃんと伸ばそう的な感覚はたしかにおろそかになる。

娘に言っても全く伝わらないので、彼女がピアノを習っていたことを踏まえこう伝えた。

  • 新体操はピアノみたいなもの
  • ピアノは右手と左手両方できないと綺麗な演奏にならない
  • 新体操はピアノの右手が種具操作で左手が踊りみたいなもの。どちらもちゃんとしてないとちゃんとした演技にならない
  • だけどピアノはいきなり右手と左手両合わせるの難しい。だからそれぞれ右(種具)と左(踊り)にわけて練習しなきゃだめ

我ながら勝手にうまく考えたものだと思ったが、娘全く分からず。。。

というわけで親特権で種具操作と踊りを切り離す。

ようするに種具なしでいったん種具を操っているフリで踊らせてみせるのだ。

そうするとひどいところが結構見えてきたので指摘してみる。

ようやく少しわかる娘。先は長い。。。

 

昔は小学生は徒手(踊り)が主流で、ちゃんとした柔軟・ステップ・バランス・ジャンプができていることが是とされていたそうなのだが、ルールがどんどん種具操作に移ってきあた兼ね合いで、今はどんどん種具操作を覚えなきゃいけないらしい。

というわけで踊りがひどいまま、種具を操りといった感じで基本がなってないと各方面で叫ばれながら我慢して演技するのが昨今らしいのだが

娘は論外なのでとにかく上手に踊ってくれと願うばかりである。

それにしても忙しいスポーツだ。