ママが大事
新体操 わが子を優秀な選手に育てる 明日から使える! ママのためのサポート方法: 新体操 バレエ 考える力!やる気!前向きな心!をはぐくむ5つのステップ
という本が出ていましたが、書かれていたことに「上手な子に共通するのはママのサポートがある」ということだそうです。
激しく共感、パパの出番はないので。。。
少しだけまじめな話をすると、著者の宮畑さんはブルガリアで新体操教育を学ばれており、日本でも新体操選手であったご経験から、選手やとりまく保護者、さらには指導者の悩みを深く理解されています。
個人的には正しい開脚が大事というメッセージが好きです。無理やり骨盤ずれたまま開脚しても何もうまくならないので。でもそれを子供にわからせるのはどうやるのかまで教えてほしい。。。
子「できてるもん」
親「全然開脚できてない」
の不毛な戦争は数年にわたるのではないかと思う。
リボン×チャコット
新体操であこがれるのはきっとキラキラしているリボンだと思うのですが、
新体操を始めてみると一番苦労するのがリボンのはずで
身体についちゃダメ
地面についちゃダメ
綺麗に描け(かけと読むらしい)なきゃダメ
というやってはいけない集の塊のような種目なので
おもり付きリボンで練習するのがおすすめらしい。
人気すぎて在庫切れらしいが。。。
ここが変だよ新体操
選手コースに入るには?
ガチで新体操をする人は選手コースに入ります。
選手になるにはクラブの選抜を潜り抜ける必要があります。
クラブ内で大会があるならその大会で上位を取る必要があります。
先生の目に留まらないと上がれない教室であれば、先生の目に留まる必要があります。
じゃあ先生はどんなことを思ってるんでしょうね?
私は先生ではないので以下は想像ですが
・将来性という意味での柔軟性。これは必須。
・スタイル。これは最近のルッキズムへの問題視から軽減されてる気もします
・逃げない根性。先生はかなりのソウルを費やすので脱退されると泣きます。だから案外親まで含めてやりきる覚悟があるのかというのも案外大事では?
ですので、先生に認めてもらえるように頑張る。ひたすらこれだけな気がします
3人のオリンピック候補選手
巷でオリンピックをやるべきかやらないべきかというような論争が沸き起こる中
今週オリンピックの切符を書けた選手の戦いがありますね。
皆川選手、喜田選手、大岩選手、
この中で切符を手にできるのは2人だけ。
皆川選手は前の大会も出た日本の女王
喜田選手は神童として最年少記録をことごとく塗り替えた超新星(怪我が本当に痛ましい)
大岩選手は枠を2つに広げた飛ぶ鳥落とす破竹の勢いの伸び
真剣勝負。
フェアリーは団体に目が行きがちですが、個人こそ4種目とも完璧な演技をする新体操そのものだと思う。
これまで人生を全て捧げてきたでしょうから、悔いのないように戦っていただきたいとひそかに3人とも応援してます
続・新体操教室の選び方 出費編
「発表会、高っ!」
月謝安くていいなーと思ったのに発表会が高い。
こんな思いをした親御さんも多いのではないか?
スーパードライな目線でいうと、習い事系の収益源は月謝と発表会だ。
なのでもしも出費を気にする方であれば、実は発表会のお金も見ておいたほうがいいかもしれない。
基本的に発表会にかかるお金は、
「衣装」
「振付代」
「写真代」
である。
そして振付代、衣装ともに出場する演目数に比例して上がる。
かわいいわが子の姿を見たい親は、いろんな演目に出させたいので悩ましい。
とはいえ、わが子の想いでは一生である。出費の許す限り出してもいいのではとも思う。
ただし露骨な教室もあるので、極端なところはどうかとも思うのでそこだけは押さえていただければ。ちなみに私の娘が通っている教室はスーパー良心的でむしろ先生たち給料大丈夫か、やりがい搾取されてないか?的に不安に思うほどだ。
いろんな教室があるので、比べてみて欲しい。
ちなみに選手になると、問答無用で遠征代やレオタード代がかかるので相当かかる。
そういうものだと割り切ろう。
うちの娘は練習ができない
「演技が上達するのは、先生に診てもらている間ではなく実は子供たちが先生が見ていない時間に自主的に練習している時間です」
これも新体操の先生が書いていた言葉。
そんなことはつゆ知らず、うちの娘は、
「練習今日も楽しかったよ~、演技ちゃんとできてるよ~」
とか言っている。
「ふーん」と思いつつちゃんとやってるんだなぁと安心していた。
が、しかしながら演技を見せてもらえる機会があり、びっくりする。
出来栄えが壊滅的だ
ひざが曲がっている、内股になっている、かかとがあがっていない、猫背だ等々素人でもわかるくらい、新体操のダメ出しあるあるを全て集めた煮込んだ出来栄えだった。
うちの娘は賢くはないが馬鹿ではない。まじめに練習も行っている。なのになんでこんなできてないのか。そして他の子たちは結構できたりしている。
他の子は家で特訓してんじゃないか?
先生ちゃんと教えてくれてないんじゃないか?
と不毛なことまで考えだす始末である。
いやちょっと待ってほしい。
うちの娘はまじめだ。だけど練習が下手なのだ。
練習が下手というのは上手になるための練習をしていないのだ。
私が思うに、上手になるための練習って順番に並べると
- できてないことを練習でつぶしこむこと
- できてないことは先生がちゃんとダメ出ししてもらっている(先生のダメだしはおじさんがYoutubeのうまい演技みて、こうでもないとかダメだしするより1000倍正しい)
- だから先生から言われたことは娘が天才でない限り忘れるので、メモしておかなきゃいけない
- そのメモしたことに沿って、できないことをできるように練習していくこと
とかである。
試しに、娘に今日何の練習したか聞くと
「リスク~」という(リスクとは上に投げて回ってとるような難しい技)
じゃあ先生に何言われたと聞くと
「xxの時にかかとあげる」とか「yyの時に足を先におろさない」
言われたことやってないやんけ
しかも先生ちゃんとみてくれてるじゃんか
なのだ。
というわけで、娘にまずメモを取ることから始めさせる。
これは何も新体操に限った話ではないと思う。
仕事だって成長速度を速めるには、早めに仕事のフィードバックをもらい、ダメな部分をつぶしていくことができる社員になる秘訣である。
そして勘違いしてはいけないと思うのは、
子供が自分から成長できるようにストイックに欠点をつぶしこんでいけるなんてとってもレベルが高いのだ(自分を客観的に見ることができる子も確かにいて、そういう子は本当にポテンシャルが高いと思う)
実際大人になっても私はそんなことできてないことが多い。
自分の欠点を指摘されるのはむかつくし、嫌な奴から言われたらむしろ反抗するようなマインドだって当然ある。
娘よ頼む、まずは先生に言われたことを大事にメモしてくれ。